結婚式のその時に夫婦となった2人が参加者みんなの前で結婚指輪を交換するのが一般的となっています。その結婚指輪というものはどのような歴史をたどってきたのかと言いますと、最初は家同士の契約の象徴的な物として男性の家から女性の家に送られていた婚約指輪からでした。それがキリスト教が西洋で生まれて、結婚という事が宗教の力で変化していったからです。神様に誠実と貞節を誓う、しるしとして使われ始めたのが結婚指輪だったのです。
その当時は誓いがとても強いものであるとして、鉄が使われていたのです。それをリングにすることで永遠を表していたのです。そうして金の方が価値があるということで金の結婚指輪が多くの人に使われたのです。日本では元々指輪をすることがなかったのですが、明治時代に鎖国をやめて開国をしてから入ってきたものなのです。
特に男性が装飾品を身につける文化が無かったこともあり、結婚式自体も西洋と日本では様式が違っていたこともあり結婚指輪がようやく日本に根付いたのは戦後になってからになります。戦後には生活全般に西洋の文化が国民全体に馴染んできたのです。そうして結婚式も大きく様変わりをしてきたのです。それからです、結婚をしたら男性も指輪をするようになってきました。
現在では挙式の中にしっかりと位置付けられて定着してきました。素材は日本ではプラチナが好まれています。どのようなシーンでも身に着けておけることも大きな理由になります。