婚約指輪の歴史と知っておきたいポイント

婚約指輪とは別名エンゲージリングと呼ばれています。結婚の約束を交わした記念に男性から女性に贈る指輪のことをいいます。その多くは指輪のメインにダイヤモンドをあしらったり、美しい装飾を施したものが一般的です。婚約指輪の歴史は古代エジプト時代にまで遡り、その頃のものは太陽や月をかたどったタイプが主流だったといいます。

やがてそれが金のリングとなり中世期には宝石の付いた指輪が誕生しました。のちの明治時代にこの文化が日本に伝えられたことが、国内での婚約指輪の歴史だとされています。指輪の価格は使用されている宝石や鉱石のレベルによって様々ですが、一昔前は「給料の3ヶ月分」が相場とされてきました。最近ではその風潮も消えつつあり、自分の贈れる範囲で素敵な物を渡すという若者が増えてきました。

平均的な相場は20万円から40万円前後で、新郎と新婦がペアで同じデザインの指輪をつけるのが一般的です。婚約指輪を贈るタイミングは人それぞれですが、プロポーズと同時に手渡すのは女性の理想のシチュエーションです。挙式の半年前位が結納や両家の顔合わせとなるので、その日までに披露できるよう準備することが重要なポイントです。婚約指輪は基本的にはそれぞれの指のサイズに合わせてオーダーメイドするのが一般的です。

注文から完成まではそれなりの期間を要するので、事前に余裕を持ったスケジュール調整が必要です。また一番肝心なポイントは新婦の好みを事前にリサーチしておくことです。一生の記念になる指輪ですから彼女の喜ぶデザインで作ってあげることで、より素敵な思い出ができるといえるでしょう。

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